English PROで一番大切にしていること。それはコミュニケーション。英語で話すことの苦手意識を取っ払い、英語でコミュニケーションがとれるようになったら、それを武器に国内外で活躍してほしい。そんな風に思っています。

今日は海外で英語を教えてた時の体験から。

大人になってから、語学を学ぶときって、自分の母国語に当てはめて、意味や文法を理解しようとしますよね。皆さん最初はそうだと思います。

私も最初の頃は、頭の中に、電光掲示板があって、そこで、言いたい事を一文一文変換して、喋っていました。だから、長文読解のヒアリング試験などを受けると、途中でその電光掲示板、ついていけなくなって、オーバーヒートしてしまい、もういい、って不貞腐れて寝たふりをしてましたね。(笑)

そんな私を見て、よく先生が

avatar
日本語で考えたらダメ、英語で考えなさい!

って言ってました。

でも、英語で考えるってどういうこと?『コレが食べたいな』って思うのは、日本語でそう思うんだから、英語で考えるなんて出来ない!って思ってました。

それでも、半年もすれば、さすがに耳は慣れてくるので、言ってることはわかるようになる。そこからさらに3か月進むと、「あれ?電光掲示板、そういえばなくなった!」っていうのを経験出来る時がくるんです。

これは、自分のやり方を捨てて、英語に飲み込まれてみようと思ったからだと思います。日本語だとこういう言い方をするんです、と、頑なに日本の文法や言い回しにこだわっていたら、きっとこうはならなかったと思います。

私がスペインに住んでた時の話をしましょう。当時、私はマドリッドに住んでいて、いろんなバイトを掛け持ちしてました。その中の1つが、政府の青少年のためのナントカカントカっていう組織の女性の方に、英語を教えるってバイトで、毎週そこに行ってました。

で、途中までは良かったのですが、ある文法の授業で、その方が、

avatar
それはおかしい。スペイン語だとそんな言い方はしない。文法的に間違っている!

と。どうしても、スペイン語と英語の違いを受け入れることが出来ず、最後まで、間違った言い方で授業を受けられてました。

ちなみに、その方は、I have been to ~ で、行ったことがある、という経験を表す言い方のところを、I have gone to ~にこだわってました。have gone だと、経験ではなく、gone でもう行ってしまった(ここには居ない)って意味になるんですけどね。(^^;

ええと、何が言いたいかというと

avatar
郷に入っては郷に従え

ということ。自分の中の理屈では、当てはまらないことも、外国語を学んでいると、多々あります。そんな時、そこにこだわっていると、言語は上達しません。

そんなときは、「まあ、そんなもんか」と、その言語に巻かれてみること。ようわからんけど、まあそれが正しいんなら、そうなんじゃろうと、受け入れて、抗うのをやめると、語学はググっと上達します✨。

へー、そんなもんか?と思われるかもしれませんが、これ、本当です。自分が正しいんだ、っていうエゴを捨てること。コレ、結構大事ですよ!

English PROでは、留学経験・海外での仕事経験豊富な日本人スタッフが、個別指導メンターとしてお話を伺います。お子さんのことで相談したい、ということであれば、それも可能ですし、あなた自身のこうなりたいって思いを、具体的に可視化するところから手伝ってほしい、ということであれば、具体的な計画を一緒に考えます。

留学経験・海外での仕事経験などの話を聞いてみたい、どんなコースを選べばいいか相談にのって欲しい等ございましたら、下記のメールフォームからお気軽に、お願いします。

気になっていること、相談してみませんか?

留学経験・海外での仕事経験豊富な日本人スタッフが
お話を伺います。相談はこちらから。

日本人スタッフと話がしたい